皆さんは「マッチングアプリ」と聞くとどう思いますか?
なんて声が聞こえてくると思います。
しかし、外国ではマッチングアプリで出会って結婚することは普通のことなのです。
昔の日本のお見合い感覚ですかね…(今もお見合いはあるけど…)
更に、コロナウイルスの流行により気軽に人と出会うことが出来なくなり、アッチングアプリの利用者数は増えているというのが現状です。
マッチングアプリで出会って結婚するのも日本では大分浸透してきていますが、実はこの仕組みを利用した詐欺師がいるのも現実です。
今回はマッチングアプリに潜んでいる婚活詐欺師、特に最近増えてきた外国人詐欺師に絞って書いてみたいと思います。
女性なら憧れるようなイケメンからカタコトの日本語でメッセージが来たらご用心!!
*マッチングアプリが危険ということではありません。
事実現在では多くの方が楽しく幸せにそのシステムを活用されております。
*この記事は自分の体験と周りから聞いた話をもとに構成しております。
外国人婚活詐欺師とマッチング!!~甘いメッセージからのやり取り開始~
一口に婚活詐欺と言っても色々なパターンがあります。
ここでは、代表的な2つの詐欺師とマッチングした場合について書いてみたいと思います。
ロマンス詐欺も投資詐欺もお金に絡むまではほぼ流れが一緒なので、最初の流れはまとめて書きますね。
マッチングアプリ・婚活詐欺師の【共通の流れ】
まず、白人でもアジア人でもとりあえずイケメン写真をプロフィールに使っています。
そして、ひとたびマッチングするとかなりの早さでメッセージが送られてきます。
そのメッセージ内容がとにかく甘い。歯が浮きそうなくらいの甘さです。
例1)
「昨日このアプリに登録したんだけど、ベッドに入る直前に君を見つけて、しかもマッチングするなんて…これは運命だね!!」
「君をこのアプリで見つけられて本当にラッキーだ。2人で人生の主役になろう!!」
このくらい怪しさ満点の甘さであれば、見分けるのは簡単だと思います。
ちなみに、この2つは英語で送られてきましたので、慣れていない方だと
「外国人だから表現がストレートなのね♡」と勘違いするかもしれません。
外国の方の感情表現がストレートなのは否定しませんが、会ったこともないのにメッセージの最初からこれだけ甘ければ、まずは疑ってみましょう。
例2)
「笑顔がすごく素敵だね。春に咲いた花みたいだ。」
「君みたいな素敵な人とマッチング出来てすごく嬉しいよ。君の笑顔は周りの人を幸せにするだろうね!!」
詐欺師であろうがなかろうが、外国の方はプロフィールの写真を褒めてくれるので、この2つのようなメッセージが送られてくると、まずはメッセージのやり取りをしながら詐欺師かどうかを判断していく必要があります。
ただ、詐欺師の場合はメッセージの返信が異様に早いです。
こちらがメッセージを送るとすぐに返信が来ます。
そして、ここからロマンス詐欺と投資詐欺に内容が分かれていきます。
マッチングアプリ・婚活詐欺、ロマンス詐欺の場合
メッセージのやり取りで職業を聞くと、ほぼ軍人です。
写真などは、普通にカフェで撮った写真や犬と撮った写真などを載せていますが、職業については軽くしか書かれていないので、まずは職業を聞いて見ましょう。
「軍隊に所属していて、今イラク(またはアフガニスタン)に派遣されているんだ」
という、戦地に派遣されているなどの内容の返事が来たら要注意です。
また、ある程度やり取りを続けていると、突然病気になった、借金があるなどと言ってきます。
そして、何故か会ったこともないのにお金を貸してくれと言ってきます。
自分はしばらく連絡が取れなくなるから、友人に連絡してくれと…。突然の友人出現です。
外国人詐欺師 婚活詐欺・投資詐欺の場合
ここ最近ロマンス詐欺と肩を並べるように台頭してきたのが投資詐欺です。
ロマンス詐欺の職業が軍人が多いのとは対照的に、投資詐欺は経営者やデザイナー、輸入業が多い印象です。
なぜか出身はフランスのパリ、シンガポール、香港、台湾が多く、他の国であってもイギリスの大手石油会社BPで働いていると言う人が多いです。
この人達は、とにかくお金が有り余っており毎日高いワインを飲み、高級時計を持ち高級車でドライブしていることをアピールしてきます。
「ROLEXを数本持ってるんだ」
「母国で乗っていたロールスロイスを日本に空輸しようと思ったけど、面倒くさかったから日本で別に買うよ」
「ワインに凝っていて、家にワインセラーがあるんだ。毎晩飲んでリラックスしてるよ」
という感じです。
BP社に勤めている人からは、一目瞭然のコピペメッセージが送られてきます。
「ロンドンからこんばんは。僕は今仕事が終わって夕食を食べ終わり、シャワーを浴びてゆっくりしてるよ。君からメッセージが来てるかどうか期待しながらね!!」
夕食が昼食の場合もあります。
ここでのポイントは
ポイント
・運命や人生の主人公など、マンガに出てくるような甘い内容のメッセージがいきなり送られてくる
・職業が戦地や紛争地と言ってくる
・お金持ちアピールがすごい
・返信が異様に早い
これらに当てはまれば、まずは疑ってみましょう。
婚活詐欺師から自分を守る戦い!!~婚活詐欺からボロを引き出す方法~
次は相手からボロを引き出す方法について書いてみます。
単刀直入に「詐欺師でしょ?」と聞いたところで、当たり前ですが「そうです」とは言わないですよね。
メッセージのやり取りを続けていて、この人怪しいかも!?と思ったら、少し鎌をかけてみましょう。
これも2つに分けて書いてみます。
婚活詐欺師との戦い・ロマンス詐欺
ロマンス詐欺の場合は、とりあえず職業を詳しく聞いていきましょう。
「具体的にどんな内容の仕事をしているの?」
「今はどんな状況なの?」
「写真とかはあるの?」
「友人がいるなら、私じゃなくてその友人に借りたらいいんじゃないの?」
「病気が良くなったらまた会おうね」
など、仕事に関しては本当に働いていても詳しく話せないことがあるかもしれませんが、気にせず聞いて見ましょう。
詐欺師であれば恐らくこんな返信が来ます。
「言ってる意味がよく分からないんだけど」
「詳しくはもっと仲良くなったらね」
「君はもう婚約者でも何でもない!!」
など、何とかはぐらかそうとするか何故か逆ギレされます。
婚活詐欺師との戦い・投資詐欺
こちらは仮想通貨を使って投資すれば儲かる!!という内容がほとんどです。
投資詐欺達は、「ケリーの法則やビッグデータを使って…」など小難しい言葉で有利に立とうとします。
「仮想通貨はよく分からないし、まずは勉強してからにするね」
「投資以外の話をしよう」
など投資以外に何とか話題を振ろうとしてみて下さい。
「僕がこれから毎晩20分一緒に勉強してあげるよ」
「日本はこの30年間給料が上がらず~(ものすごい長文が送られてくる)」
「それっぽちの給料で人生楽しいですか?」
「僕がいつ投資の話をしたんだ!!」
と何とか投資をさせようと食い下がるか、給料の金額なんて教えてもないのにバカにされたり、よく分からない逆ギレをされます。
また、投資詐欺の人はこちらがメッセージは英語でもいいよと送っても日本語で返してきます。
それが翻訳機で翻訳したのがバレバレのカタコトの日本語です。
翻訳機をバカにする訳ではありませんし、私も英語を利用するときはお世話になりますが、詐欺師たちの日本語はとにかく酷いのですぐ分かります。
また、英語が母国語のはずなのに怪しい場合もあります。
婚活詐欺師の【共通の反応】とは?
ロマンス詐欺でも投資詐欺でもとにかく会うのを嫌がります。
今はコロナウィルス流行中なので、実際に会うのは難しいかもしれませんが、「会えないからビデオチャットでもしない?」と言うのも一つの手です。
何とかして会うのを避けようとします。
ビデオチャットをする当日に「仕事が入った」とドタキャンして、以降音沙汰なしの場合もあります。
ただし、会う場合は昼間の人が大勢いる場所にしましょう。
夜だとアルコールが入り、無理矢理ホテルに…なんて危険もありますから。
ここでのポイントは
ポイント
・仕事の内容を詳しく聞こうとしてもいつもはぐらかされる
・いきなり借金を申し込んでくる
・冷静に返信していると突然の逆ギレ
・小難しい言葉で説明しようとする
・投資以外の話題を振っても無理矢理投資に話題を戻す
・英語でも日本語でも文法的に怪しい
・とにかく会おうとしない
これらの反応が見られるとほぼ詐欺師に間違いありません。
まとめ
ここまで婚活詐欺について書いて来ましたが、いかがでしたでしょうか?
今の世の中、オンラインでもオフラインでも詐欺師はいますので、自分の身は自分で守るしかありませんね。
注意ポイント
・外国の人は日本人と違って甘い言葉を言ってくれるが、甘過ぎる言葉には気をつける
・まずは職業を聞いてみよう
・お金持ち自慢があれば疑ってみる
・分からない投資話には乗らない
・リアルで会ってくれるかどうかを確認!!
以上を守って婚活詐欺師には引っかからないように気をつけてくださいね!
最後に誤解の無いようにお伝えいたしますが、外国人でも真面目に日本人女性とお付き合いしたくて登録されている方も多くいらっしゃいます。
外国人の方がみんな詐欺師だというわけではありませんので、くれぐれも誤解がないようおねがいいたします。
はじめにも書きましたがすべてのマッチングアプリが危険ということではありません。
事実現在では多くの方が楽しく幸せにそのシステムを活用されております。
ここで、評判の良いマッチングアプリサイトをご紹介しておきます。
(下記のサイトをクリックするとQRコードがでますので読み取ってダウンロードしてお楽しみください)
参考
WORK-LIFE-HAPPY TAKUZOでした。